バットマン ビギンズを見た。一言で言うと、「ほんとうに最高!」である。この半年くらいに公開されているメジャーな映画は大体見たけれど、最高と思う映画はちょっとなかった。もちろん好みの問題があるし、あくまでも私の個人的な感想だけれど、もう一度ぜったいにスクリーンで見ようと思ったのは初めてかもしれない。
ここからは「ネタばれ」有りの為、ご注意を!
この映画の一番のいいところは、なんといってもバットマンに「リアリティー」を感じたところ。主演のクリスチャン・ベールの演技がすばらしく、バットマンとブルース・ウェインを見事に演じわけている。しかも美しい。そして、バットマンの「声」もすごく良い!バットマンがどうして「こうもり」にこだわったのか、どうしてスーパーパワーを持たない人間なのにあんなふうになれたのか、どうして「悪」を憎むのか。すべてがリアリティーのあるストーリーだった。他のキャストもすばらしく、執事アルフレッド役のマイケル・ケイン(今回もいい味だしてます~)や唯一善良な刑事ジム・ゴードン役のゲイリー・オールドマンの演技もすばらしかった。リーアム・ニーソンやモーガンフリーマンも出演してるが(もちろん好きな俳優だけれど)モーガンはいつものはまり役だったけれど、リーアム様~。前半と違って、後半の役どころを見て、この役は別にあなたではなくても・・・って思ってしまったのは私だけでしょうか~?この作品は見る価値大です!語りつくせない部分はぜひぜひスクリーンで。